Casser Notes

SASメインで使っていたエンジニアのステップアップの記録

SASのログレベルを変更する

私の使用しているSAS環境でWorkspace Serverログを詳細に出力したいという要望があり、一旦traceレベルのログを出力しました。


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※ 本稿に記載している内容は個人の見解であり、SAS社やその他ベンダーにより保証された内容ではありません。

記載されている事項を適用したことによる事象については対応できかねますのでご了承ください。

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変更方法は簡単、

< sas app server path > /WorkspaceServer/ のパスに

logconfig.xml

logconfig.trace.xml

logconfig.apm.xml

という3種類のログ定義ファイルがあるので、

既存のlogconfig.xmlをリネームか退避して、

trace か apmxmlを無印のlogconfig.xmlにリネームしてあげるだけ。


これでそのxmlに応じたレベルでログが出ます。


ただ、traceレベルにはむやみに変更しないように注意。

SAS社のサイトでは、Technical Supportの指示がない限りは適用しないよう注意書きがあります。


apmの方は、Audit, Performance and Measurement というSASのモニタリング用ツールにログを読ませたい時に使います。


この変更を適用させると、WSログとは違うARMログという機械向けのログが出るようになります。


ちなみに、このlogconfigはクライアントからの初回アクセス時(論理Workspace Server起動時)に読み込まれるものなので、

サービスの再起動等は不要です。